つるっとした子供いすを塗り替えたいというお客様の質問です。
そのまま塗っていいんでしょうか?
下塗り、下処理なしに塗れるというのがアニースローンチョークペイントの特徴です。そのまま塗ることができます。
つるっとした仕上げの家具など、ニスがついているものでも下塗り、下処理しなくても塗ることはできます。
アニースローンチョークペイントは濃度が濃く不透明なペイントなのでそのままペイントできます。
(個人の塗り方、塗る素材によっても若干違いますが・・・)
ただし、カラーボックスなどのプリント合板や鏡面仕上げの家具などは素材によってはじくものもありますので、その場合はサンドペーパーで表面を傷つける感じでざらざらな感じにします。
私は100番ぐらいの荒さのサンドペーパーを使用しています。
そのほうが、ペイントの定着もよくなり、少ないペイントの量で塗装が可能になります。
欧米人はペイントに関しては大雑把な人が多いので、そのまま塗る人が多いですが、日本人は几帳面な性格の方も多く、欧米人とは多少考えがことなります。
ひと手間かけるほうがきれいに塗れると思いますが、それが面倒くさいという考えもあり、下塗りなしに塗れるという手軽さでアニースローンチョークペイントを選ばれるかたもいらっしゃいます。
一般的なペイントのようにニスなどつるっとしたものは完全にサンドペーパーで落としてから塗るということではありません。
こちらは荒井がペイントした子供椅子です。「パリスグレー」でリペイントしました。
リペイントする前はクリーム色。こどもらしい色目ですが、つるっとしているので、アニースローンチョークペイントのリペイントでマットで大人っぽく変身しました。
これを塗るときはサンドペーパーで落とさずに直接、ペイントを塗っていきました。 つるつる滑ることもなくペイントができました。
カラーボックスの塗装の際にペンキがはじく時は一旦乾かしてから、2度目を塗ることをおすすめします。
椅子を使った記事はクリスマスオーナメントの作り方を紹介しています。 良かったら見てね