ペイントと私

こんにちは チェリービーンズの荒井です。
アニースローン ペイントの世界へようこそ!

私は2000年に「チェリービーンズ」というネットショップを一人で始めました。あっという間に駆け抜けていった年月でしたが、色々なきっかけとご縁で今に至ります。

この記事を読んでくださるのも何かのご縁、このサイトはこんな人間が運営しています。 私のプロフィールです。 どうぞよろしくお願いします。

ペイントと私
20数年前、トールペイントの女性の先生に「絵心がなくても、順番に色を塗っていけば、素敵に描ける」と言われ、その楽しさに夢中になりました。海外の大人の塗り絵のようなものです。
「チェリービーンズ」という名で起業したのはトールペイントの先生に材料の輸入を頼まれたことがきっかけです。頼まれた理由は外国語大学を出て15年間、貿易の仕事に携わり、輸入するノウハウを持っていたことです。当時、夫が病気で、子供がまだ小さく、家でできる仕事だったので私も引き受けました。夫は闘病の末、死去。子供と二人でがんばることになりました。

好きな事を仕事にすることは心が折れそうになっても、それが救いになる時がありました。貿易経験で培った目利きを生かし、お客様の欲しいものを沢山見つけることができました。アメリカのアーティストを招いての全国ツアーや国内外のアーティストと組んでオリジナル商品を販売し、雑貨とコラボの商品を生み出して人気ショップとなりました。
順調だったショップも、時代の流れやネットの普及もあって、趣味としてのトールペイントは衰退をしていきました。何とかしなければと焦りました。

そんなときに出会ったのが、「フォトスタイリング」です。
始めたきっかけは「たかがネットショップ」と知り合いに言われたことに奮起して、ショップの売上を伸ばすために写真を良く魅せるテクニックを習いたかったからだと今振り返るとそう思います。
フォトスタイリングとは暮らしやライフスタイルに関する、写真撮影の分野におけるスタイリングに特化した技術を学ぶことです。
はじめて8年。そこで学んだのは単なる写真のテクニックだけではなく、人生の価値観を変えるようなことでした。
「自分の想いを形にして、自分の好きな世界観を作る」ことを学びました。
自分の暮らしも変わり、少しづつ、自分のあこがれの世界に現実も近づいていることを実感しています。

4年前に「アニースローンチョークペイント」というイギリスのペイントに出会いました。ペイントのことを力説する日本支社の社長夫人の言葉に惹かれ、私も販売したいと販売店になりました。
1990年、アニースローンさんという子育て中の女性が、女性のためにすぐ塗れるペンキを開発したものでした。簡単に家具などを塗り替えて、乾きが早く、天然素材でその当時のイギリスにはなかった色を生み出したのです。私はそのペンキに夢中になりました。
イギリス生まれのペイントの色合いや質感が、私の撮影したい写真の背景や下地になくてはならないものになり、多くの人に伝えたいと思い、写真撮影用ボードも販売をするようになりました。ペイントを中心に17年間仕事をしてきましたが、その経験と私を変えてきたフォトスタイリングを生かすことで、私ならではのお手伝いができるのではないかと思っています。
お客様の仕事や、毎日の暮らしが、夢につながるお手伝いをしたいと願っています。

ペイントや写真撮影用ボードのことの相談を受けることが多い今、お客様の困りごとのお悩み解決ができるように一緒に考えていきたい。

いくつになっても学ぶことは多いものです。自分自身も学びつつ、それをお客様にアウトプットができていけるようにがんばっていきたい。
明るい自分らしい未来をともに作らせて頂けたらと思います。

チェリービーンズ 荒井美保

2017 Nov.

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