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外で使うものを塗るときは、どうすればいいですか?

アニースローン チョークペイントは主に室内用・インテリアペイントとして開発されました。
チョークペイントは炭酸カルシウムでできているので粉っぽいです。乾くと耐水性がありますが、
一般的な日本のペイントのように化学物質の定着剤が入っていないために、定着するまでには色落ちが全くないわけではありません。
そのためにアニースローン社ではワックスを開発し、ペイントの後にワックスを塗って仕上げることを推奨しています。

外に塗るものに関してはアニースローンはペイントの後、何も塗らないでペイントだけで仕上げることをお勧めしています。
アニースローンペイントはすぐ乾き、他のペイントに比べて表面が乾くのはとても速いです。ですが、中の中まで乾くのには
3日間ぐらいは要します。外のものを塗る時は雨が降らない時を選び、塗った後は天日で3日間乾かします。そうすれば
完全定着し、ペイントは雨に当たってもとれなくなります。乾かす間、雨に当てないという事もポイントになります。

アニースローンペイントの特徴は自然塗料であるということ、自然と共にペイントが朽ちていくことを楽しみ、また色が落ちてきたと思ったらその上から
下処理なしに塗り直しがきくというところがいいところです。
ラッカーの上からでも前のペイントをはがさなくても直接ペイントが塗れます。

下処理

ペイントの前にさび処理、木の防腐剤処理等はした方が持ちが違うとは思います。
たださびたり、やにが出たりするもの以外はほぼ、アニースローンペイントは下塗り、下処理なしに塗れます。
外で使用する物に対しては、室内で使用する時に比べ、雨風、太陽の影響などを受けますので、
必要に応じて対応して下さい。 ホームセンターのペイントコーナーでさび処理や木製品の
防腐剤などが販売されています。お近くにない場合はご相談下さい。

シャビーなアンティークな感じで年月が経っているように見えるのが好きと言う人には
そのままで楽しむということはありだと思います。
均一なプラスチックのようなつるっとした塗装を望まれる場合は下処理はした方がきれいに塗れると思います。
下処理はご自身が求める仕上がりによって変わってくると思いますが、戸外に関してはさび止め
木製品の防腐剤等はお勧めします。

仕上げ

アニースローンペイントは仕上げを室内はワックス、戸外はワックスを塗らないでペイントのみの仕上げを
一般的には進めています。アニースローンペイントは乾きが他のペイントよりはとても速いです。ですが、中の中まで乾ききるには3日間位
必要だと思っていてください。その間雨が降らない日を選んで塗装して下さい。一旦乾くと定着し、雨に当たってもペイントは剥げずに
持ちます。
戸外でも雨が当たらないような場所ではワックス仕上げやラッカーの仕上がりはもありかなと思います。
ラッカーはワックスより保護力がありますが、ワックスより多少テリがあります。

チェリービーンズのショップ&倉庫は昭和の古民家をリノベーションしています。

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赤い部分は剥げ剥げでした。 取りあえず立ちめくれている部分だけ削げ落としました。
それ以外は下処理なしに、剥げていてもそのままパリスグレーを塗りました。
仕上げはラッカー仕上げです。

色むらも元の色の影響があると思うのですが、それも下地の効果と考え、そのままに塗りました。

ラッカーを塗る際は薄めに塗ることをお勧めします。
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時間経過とともにの変化を楽しんでいける方には絶対おすすめです。

ケースバイケースの質問は info@cherrybeans.jp もしくは上のお問い合わせから

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