このお花の写真はアレンジではなくって、生け花です。
サイズは30cmの空間で生ける「ミニチュア」という池坊の
生け花の形だそうです。
生け花にそんな小さい、カジュアルなものが
あったんだ!という衝撃を受けました。
このことを教えてくれたのは、方眼ノートトレーナーつながりで
教師をされていて、池坊の正教授1級の免許をお持ちの小川理華
さん。
この「ミニチュア」を撮影するためにチェリービーンズ の
写真撮影用どこでもボードセットをご購入いただきました。
生け花をしていて、花を撮影したいから、ボードを検討していると
ご相談されたので、大きいセットの方がいいかなと思っていたのですが、
撮影する、「ミニチュア」の花のことを聞いて、
ああ、それなら 小さいものを撮影用「どこでもボード」が
ぴったりだとおすすめした次第です。
このボードセット、30cm角ぐらいなんですよ、すごく大きく写っているけれど。
キッチンに置いて撮影して、サッと片付けられるから便利なんです。
このボードセットがあると、どんなことができるかって
いうと・・
1.撮影場所がどこでもOK。
2. 生けた花の世界観、空間に見る人を集中させる。
3. 写真の印象が変わる。
この空間での撮影は、見る時、花に集中することができるんです。
これも魅せる1つのテクニックになります。
実はいただいた元写真がこれです。 これを画像処理で明るくしました。
WEBにアップする写真で、人の印象は変わります。
写真の印象=その人の印象になるので、 WEBに
アップする写真はちょっとした気遣いで結果がかなり
変わります。
小さい花瓶に生ける花は、アレンジだって生け花だって
どっちでもいいんじゃないの?
って言われるかもしれませんが、今回小川さんに
お話を伺って、自分の中に忘れていた日本文化について、
感じるところがありました。
小さくても生け花の心根がここにはあると感じました。
生け花は何十年前の独身時代にならったけれど、
今は全く忘れてしまっています。
こういう小さな生け花をみていくと、
小さくても、空間との関わりが多いのが
生け花だなと思いました。その場の空気を作るっていうか。
生け花とアレンジメントの違いって?
小川さんに教えてもらいました。
アレンジメントは花の魅力をプラスしていく足し算
生け花は花を際立たせる空間を意識する 引き算だと。
確かに、引き算の美は日本伝統の文化の1つです。
色々なものが移り変わって行く中で、
型にはまらず、花を飾るのもいいけれど、
和を意識して、「ミニチュア」の生け花の
存在もすごく、貴重だなと思いました。
型があるというのは、理由があるから
理にかなっているベストなデザインが
生まれる気がします。
その上にその人の個性がオンされるイメージ。
日本独自の文化を、伝えて
言ってくれる人がいるのはうれしいです。
自分にはないことをしてくれる人を
尊敬します。
小川さんには写真撮影用ボードを使って、
色々な生け花を見せてもらいたいなと思いました。
小川さんは日本の伝統文化に関して、これから
発信をされていかれるようで、更新がとても
楽しみです。
小川さんのサイトはこちらから
cherrybeansの荒井美保です。アニースローンチョークペイント・写真撮影用ボード・トールペイント材料等ペイントに関する専門店を運営しています。フォトスタイリストの美保が写真撮影に役立つ写真撮影用ボードの提案やペイント情報発信しています。またネットショップ経営20年の荒井が世界観のある写真と発信力で売上を上げる講座、頭の整理をする方眼ノート講座を開催しています。どんな小さなことでもご相談にのっています。お気軽にお問い合わせください。
info@cherrybeans.jp