アニースローンチョークペイントは炭酸カリシウムを原材料にする自然塗料です。アニースローン社では壁、床、天井用のペイントとしてウォールペイントが2年前に誕生しました。ウォールペイントはワックス成分がペイントにすでに入っている商品です。
どちらも炭酸化カルシュウムを主原料とする自然塗料です。色目も同じ色素を使っているので、共通色になります。
2つの違いはウォールペイントには仕上げ剤のワックス成分がすでにはいっているので、ペイント単体で仕上げることができます。
同じ色目の仕上がりですが、ウォールペイントのほうが若干てかりがありますが、仕上がりとしてはどちらも落ち着いたマットな仕上がりになります。
それぞれに使う場所、目的に応じでお選びください。
チョークペイントは定着をよくする化学物質が含まれていません。塗装後は油性のワックスを塗布して耐久性を高めます。ワックスはマットな仕上がりになります。
チョークペイントには付着力があるので、ペイントの前にサンディングやプライミングが必要ありません。
ウォールペイントには耐久性を高めるための成分やワックス成分が含まれています。 塗装後はワックスを塗布する必要はありません。
(ただし、ダークワックス、ブラックワックスなど濃いワックスを加える場合は、クリアワックスを塗布してから作業をしたほうが、作業しやすいです。)
ウォールペイントもあらゆる生活空間に使用できますが、壁と天井、床に最適な塗料です。日常生活による汚れが簡単に拭き取れます。
ウォールペイントにはチョークペイントのような付着力がないので、つるっとした面やニスが塗ってある面の塗装の際は、あらかじめサンディングやプライミングが必要な場合があります。家具への塗装はチョークペイントのほうが適しています。
ウォールペイントには耐久性を高めるための成分が含まれています。そのため、チョークペイントのような通気性はありません。しっくい壁などの通気性を要求する仕上げ材にペイントする場合はチョークペイントの使用をおすすめします。
戸外でのペイントはどちらも使用できますが、ウォールペイントのほうが経年劣化で塗料が風化しやすいです。アニースローン社ではありませんが、他社製品の水性外装ニスやシーラーを使用することで仕上がり面を保護することが可能です。
まとめますと
チョークペイント | ウォールペイント | |
塗装前の準備 | 付着力があるのでそのまま塗装がOK | チョークペイントに比べて付着力が少ない、場所によって前もってプライマーなどの下塗りが必要な場合がある。 |
塗装後の仕上げ | 定着をよくする化学物質が入っていないので、クリアワックスを塗って仕上げる。 | ワックス成分がペンキの中に入っているので、塗装のみ仕上げます。(ワックス不要) |
水をよく使うダイニングテーブルへの塗装 | 塗装後、クリアワックスのみの保護だけでは水拭きしたりすると、剥げたり、水を置くと輪染みができやすいこともあります。耐久性をよくするにはワックス塗装後、市販のニスなどの保護剤を追加塗布したほうがよいと思います。 | ウォールペイントは塗装後、水拭きできます。質感についてはチョークペイントのような風合いとは異なるかもしれません。きれいに塗りたい場合、水拭きできることを考えるとダイニングテーブルはウォールのほうがおススメかもしれません。 |
取扱量 | 100ml 1L | 120ml 2.5L |
取扱カラ―数 | 36色 | 16色 |
以上、英国本社の情報とチェリービーンズが実際に経験して得た情報です。 他店とは違う認識があるかもしれませんが、ご参考にしてください。
わからないことがありましたら、お気軽にお尋ねください。 迷われる場合はご一報くださいませ。 チェリービーンズ 荒井美保 info@cherrybeans.jp
cherrybeansの荒井美保です。アニースローンチョークペイント・写真撮影用ボード・トールペイント材料等ペイントに関する専門店を運営しています。フォトスタイリストの美保が写真撮影に役立つ写真撮影用ボードの提案やペイント情報発信しています。またネットショップ経営20年の荒井が世界観のある写真と発信力で売上を上げる講座、頭の整理をする方眼ノート講座を開催しています。どんな小さなことでもご相談にのっています。お気軽にお問い合わせください。
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