写真撮影用ボード選びの
相談をよく受けしています。
多分絵を描かれる方も、背景の色を何にしようと
迷われる方もいるでしょう。
何を基準に選べばよいか? 今日はそんな話です。
何が主役ですか?
何をどんな風に撮影、描きたいですか?というのが一番
最初に考えることです。
写真撮影用ボードなら、何をどんな風に撮りたいですか?
それを決めてから、ボードを選ぶと失敗しにくいです。
できるだけ、色や雰囲気を選ぶのは本人の好みと
いうのが「個性」なので、その感性は大事にされると
いいと思います。
実は正解なんてないんです。
ただ、見え方というのは確かにあり、色彩学的に
統計でお伝えする知識はありますが、
基本、「自分が好きかどうか」で
決めるのが最終です。
ただ、撮影用ボードっていうのはいろんなものを
撮影していくので、何に合わすか、迷う時も
あるでしょうけれど、自分の中のだいたい
何を撮って、どんなふうにみせていきたいか
を考えるといいと思います。
少し色のことを説明します。
あるお客様からのご相談。
お客様の悩みは新しく1枚をご購入を希望。
手持ちの背景ボードがコンクリート風グレーのボード。
それに合う下地に使うボードをお探しとのことでした。
候補はパリスグレーかココ。
実際の手持ちのボードのグレーの度合いが
がわからないので、このグレーならという
条件でのアドバイスです。
合わせる背景が明るいか暗いかを知る。
背景が暗いと合わせる背景を明るい色を持ってくると
コントラストがつくので、撮りたい作品より
背景に目がいってしまいます。
合わせる背景と下地の明るさを
同じぐらいにすると自然と馴染みます。
見せたいのは撮りたい撮影物なので!
背景が目立ちすぎると、肝心の主役が
薄れてしまいます。
濃い色を選ぶときは背景、下地とも
同じ明るさが自然に馴染みます。
下地をパリスグレーにした場合と
ココにした場合の印象をみます。
パリスグレーはグレーだから、無彩色の仲間です。
ココはそれに比べて色目があります。
ココには赤が含まれているってわかりますか?
ココは右上の赤のグループです。パリスグレーは左下のブルーのグループです。
このような色の見え方から、ココは温かみのあるお色目、パリスグレーは
少しクールな感じの色目になります。
色の印象からいって、クールに見せたいか、温かみがあり
ほわっとみせたいかでお好きな雰囲気で選ぶと
自分にとっての心地よい色、表現したい色に
繋がります。
あくまで、色彩学上の色の組み合わせで、
それに個性がプラスされるのですが、
何も知らないよりちょっと知った上で
好きな色を選択すると「最高」のものが
生まれます。
私って最高! そんな気持ちで色を選ぶと
効果が違ってきます。
そんなお話もまたしていきますね。
上はココで少し色目が入っていて、下はパリスグレー クールな印象です。
筋があるないというのも、選択すると雰囲気が変わります。
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