パリに行ってきました。
パリに行くきっかけになったのはカリグラフィーとアニースローンチョークペイントのコラボワークショップに参加していただいた、パリの旅のコーディネーターの広瀬佳子さんとの出会いでした。
「アニースローンのカラーはフランスっぽく、フランスでは色々なところで見る色だわ」という一言。
ジベルニーというアニースローンの去年出た色はフランスのジベルニーという「モネの生家」があることで有名なところ。いつか行きたいと思っていた心とアニーの色であふれているフランスに行きたい!この目で見たいと思い、旅することにしました。
ちょうど、80歳まで現役で働くためのあれこれを考えていたところだったので、渡りに船で決めました。これからやることにしても写真を撮るにしても色は切っても切れないなと。パリでリセットしたい。
泊まったホテルはルレ サン シュルピス
写真は泊まったホテル。ここに5泊ステイです。 パリ6区にある プチホテル(4つ星) ルレ サン シュルピス。
着いた途端に「プロバンスだわ」と思ったドアの色。 実際にはもう少しスモーキーっぽい色でしたが、色の傾向としては同じ仲間。 大好きなブルーベースのドアに魅了されました。
泊まる地域によっては滞在の雰囲気が変わると聞きましたので、ホテルの内容と位置は大事だなと思いました。アスティエの支店には歩いて行けるし、好みの店も歩いて行けるところにあったので、フットワーク軽く動けました。 バスや地下鉄、タクシーをケースバイケースで使いました。
今まで旅に出て、ほぼ朝から夜まで外にいるので、どこでもいいわということも多々ありました。 今回は色を旅のテーマにしているのと、できればホテルステイも旅の楽しみの1つにしたかったのでここに連れてきてくれたのはステキなアレンジでした。朝のご飯がついているので、それを楽しんで、暮らすように過ごした5日間でした。
中庭の見えるエントランス。 エントランスのランプにも惹かれました。日本の多くでは昼白色が使われていることが多くて、町全体のあかりのトーンというのも気になりました。 全体に日本より暗め。明るいショップもあるけれど、電球色もある。バラエティに富んでいました。
私はアンティークなトーンが好きなので、このランプの形と雰囲気にもノックダウンでした。 中庭のドア上にある羊の置物などはなんと遊び心があるのだろうと思いました。
驚かされたのが黄色と赤の使い方です。
アンースローンチョークペイントの赤、エンペラーズシルク、黄色のイングリッシュイエローがありますが、日本でのインテリアカラーとして売れている色ではありません。
暖色のはっきりした色同士の並びですが、違和感なくステキと感じるのは、フレームの枠の黒やベージュの壁の色、階段の茶色、タイルのベージュ、ブルーのソファで中和されているからだろうなあと感じます。 赤と黄色の中にプラスチック感のあるものや明るい色目の今風の家具などがあれば、また違った奇抜な印象になったかも知れませんが、クラシックな家具や色目を使うことで落ち着いたシックな空間が生まれるのだなと実感です。
フレームを並べて飾る。 フレームの色、幅 これも全て整っているんだなぁと感心します。
フレームを並べて飾る。これもパリのあちこちで見られました。
同じく ロビーの写真です。
赤い壁も模様が抑えた色目を使っていて、クラシックな形を選んでいるので、トーンが落ち、落ち着いた雰囲気が出ます。
赤と緑は補色の関係です。赤が圧倒的な分量になり、赤が勝ち気味ですが、フレームを配置することにより赤の面積が減り、バランスの取れたステキなコーディネイトです。
日本では赤と黄色の組み合わせは狭い住宅事情では難しいかも知れませんが、一部分だけやお店などでは真似ので切るインテリアだと思いました。
戻ってきて、自分の家のインテリアを見直したい衝動にかられています。
あなたもアニースローンチョークペイントで塗り直して見ませんか? 悩める方にご相談にのります。 お気軽に問い合わせてください。
info@cherrybeans.jp 荒井美保まで。
cherrybeansの荒井美保です。アニースローンチョークペイント・写真撮影用ボード・トールペイント材料等ペイントに関する専門店を運営しています。フォトスタイリストの美保が写真撮影に役立つ写真撮影用ボードの提案やペイント情報発信しています。またネットショップ経営20年の荒井が世界観のある写真と発信力で売上を上げる講座、頭の整理をする方眼ノート講座を開催しています。どんな小さなことでもご相談にのっています。お気軽にお問い合わせください。
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